異世界転生した、元人間の魔族・ヨウキは、
魔王の部下という中途半端なポジションで、
勇者たちを倒す任務に就いていた。
やがて魔王城に攻め入る勇者パーティーと
対峙したヨウキは……。
「....やべえ、ドストライクだわ」
あろうことか、勇者パーティーの
僧侶・セシリアに一目惚れしてしまった!
真剣に挑む顔も、しぐさも、もう全てが可愛い!天使すぎる!
そうして告白を決意したヨウキだが――?
人間と魔族の織り成す
異世界一ピュアでちょっと厨二な、
”ラブコメ”ファンタジー!
第1話
告白してみた。
異世界転生した元人間の魔族・ヨウキは、魔王の部下という中途半端なポジションで、勇者たちを倒す任務に就いていた。やがて魔王城に攻め入る勇者パーティーと対峙したヨウキは……。
「….やべえ、ドストライクだわ」
あろうことか、勇者パーティーの僧侶・セシリアに一目惚れしてしまった!真剣に挑む顔も、しぐさも、もう全てが可愛い!天使すぎる!そうして告白を決意したヨウキだが――?
第2話
デートしてみた。
魔族時代の部下・ハピネス、デューク、シークと森で再会を果たしたヨウキ。セシリアにハピネスの“全身脱羽毛”を咎められつつも、人間界で暮らすことになった部下たちを順番に紹介していく。そこへセシリアの母・セリアが合流し、「明日はお休みだからセシリアと遊んであげて」とヨウキにそっと囁く。……え、それってつまり、親公認のデートってことですか!?
第3話
恋愛相談を受けてみた。
告白を決意したレイヴンが向かった先は、セシリアのお屋敷。「レイヴンの好きな相手って、もしかしてセシリア……?」とひとり苦悩するヨウキだったが、どんよりした空気をまとってすぐに戻ってきたレイヴンは、そのまま去っていく。フラれたと肩を落とす彼を見送ったヨウキは、メイド長のソフィアに“誰を訪ねたのか”をそっと確認する。レイヴンが呼び出したのは、セシリアではなく――まさかのハピネスで……!?
第4話
勇者に説教してみた。
ヨウキとの戦いが原因で、ミカナがユウガとの関係悪化に悩んでいると知ったヨウキは、どうにか力になれないかと頭を抱えていた。
そんなヨウキのもとへ、ハピネスがひょっこり訪ねてくる。彼女は“セシリアに会いたがっているヨウキ”に、午後ならセシリアが屋敷にいると伝えに来たのだった。意気揚々と家を飛び出したヨウキだったが、道中で次々と不幸に見舞われ、しまいには強盗と間違われてユウガに捕まってしまった!
第5話
魔族に戻ってみた。
盗賊に襲撃されたという村を訪れたヨウキ、セシリア、シーク。焼け落ちた家々と、生気のない村人たち……。そんな彼らに、セシリアが優しく、そして懸命に回復魔法を施す姿に見惚れ、ヨウキは思わず惚れ直す。彼女を「素晴らしいお方だ」と讃嘆する村長に、ヨウキはドヤ顔で同意する。診察を終えた一行は、村長の頼みで病弱な少女ティールのもとへ。彼女は村の“守り神様”を強く崇拝しているが──その神様、どうにも怪しい……。
第6話
空を飛んでみた。
勇者ミラーと山賊を撃退したヨウキたちは、その功績を称えられ国王への謁見の機会を得ていた。仰々しい出迎えとは裏腹に、国王はまさかのフランクな人物。「望みの物をなんでも」と言われたヨウキは、思わず厨二病が暴走し、口が滑ってしまう――。
一方、先の戦いで深手を負ったガイは、身体が限界に。崩れそうな彼を救うため奔走するヨウキのもとへ、ティールの容体が急変したとセシリアが飛び込んでくる──。
第7話
チョコをもらってみた。
クレイマンのソフィアへのプレゼント購入に勝手に同行したヨウキは、店で厨二っぽい服を発見してしまう。テンション爆上がりのまま即購入し、その服に身を包んで「黒雷の魔剣士」と名乗り、ギルドの依頼へ繰り出すことに。
一方アクアレイン家では、セシリア、ミカナ、ハピネス、ティール、ソフィアの女子組がクッキーやチョコ作りの真っ最中。そう、今日は――バレンタインデーなのだ。
第8話
人魚を救ってみた。
ヨウキはハピネス、レイヴンと共にギルドの依頼で港町へ向かい、商船の積み荷盗難事件を調査していた。しかし犯人の目撃情報はなく、被害者は事件当時の記憶も失っているという。唯一の手がかりは、記憶をなくす直前に美しい歌声を聞いた者がいるという証言。そこでレイヴンは、魔族が絡んでいると推察する。ヨウキは、もしかして人魚ではないか?と、かわいらしい人魚を想像するのだが、町の人たちは怯えていて――。
第9話
好きな子のことを知ってみた。
いつも通りセシリアの家で紅茶を飲みながら歓談を楽しんだヨウキ。だがふと、自分がいない間のセシリアが気になり、帰宅後こっそり彼女の様子を盗み見ることにする。するとそこには、鍛錬に励むセシリアの姿があった。まだまだ彼女について知らないことが多いと感じたヨウキは、もっと知りたいと決意し、ミカナに「セシリアのことを教えて」と頼む。そこで語られた、勇者パーティー時代のセシリアは……。
第10話
守り神の悩みを聞いてみた。
ガイが唐突に「働きたい」と言い出した……!どうやらティールが、自分の給金を使って毎日のように魔鉱石を届けてくれることに、心苦しさを感じていたらしい。これ以上穀潰しでいるわけにはいかないと嘆くガイを見て、ヨウキは“ヒモ脱却”のための大改造を決意する。こうして生まれ変わったガイは、「黒雷の魔剣士」と共に冒険者ギルドへ向かうのだった……。
第11話
友人と元部下を見守ってみた。
デュークの計らいで、今日はトリプルデート!ヨウキとレイヴンはそれぞれの想い人との関係を進展させるため、グループデートで距離を縮めようと意気込む。ハピネスとの幸せな時間を過ごしていたレイヴンだったが、運悪く騎士団の副団長に声を聞かれてしまった。騎士たちの嘲笑にハピネスは失礼だと咎めるものの、それがさらに副団長の嫌味を招いてしまう。いたたまれなくなったレイヴンは、ついその場から逃げ出してしまい――。
第12話
好きな子のお見合い話を聞いてみた。
国王陛下から直々にお見合いの話を持ち掛けられたセシリア。相手はルミナリア公国の勇者、ソレイユだという。一度会うだけで縁談を受けるつもりはない――そう決めて会いに行くセシリアだったが、このお見合いの裏には国同士の思惑が絡んでいて……?
一方その頃、ヨウキはユウガと共に魔物絡みの依頼をこなしていた。そんな中、ユウガからセシリアのお見合い話を聞かされてしまい……。
第13話
好きな子と……になってみた。
最近、町では「蒼炎の鋼腕」が騒動を引き起こしていた。決して悪事を働いているわけではなく、むしろ町の人々を助けているのだが、その雑なお手伝いのせいでギルドは頭を抱えているという。しかもその姿は、ヨウキが扮する「黒雷の魔剣士」にそっくりで、関係者ではないかとヨウキは疑われてしまう。慌てて否定するヨウキに、クレイマンは「蒼炎の鋼腕」捕獲の依頼を持ち掛けた。気を紛らわせるために依頼を引き受けるヨウキだったが……?